|
いつも温厚で練習時には熱心に教えてくれる頼もしい先生です。 カマロンのファルセータを弾きながら歌うことができる人はおそらく日本でも少なく、その実力は来日したアルティスタから “カマロン・デ・トキオ”と呼ばれるほど。先生は60年代に活動を始め 第1回のフラメンコギター・コンクールではゲスト出演をされていました。そこでコンクールに出演していた 土田青年、千葉青年と出会いロス・パキートスを結成!その後3人はサラリーマンになり トリオでの活動は一時期途切れましたが放送関係の会社に勤めていた 小森先生はテレビのサウンド・トラックの仕事などでフラメンコを 続けていました。例えば『必殺仕事人』の第1部のサントラ 、『松本清張のドラマ・シリーズ』のサントラなどがあります。 とりわけ、パキートスとしては『情熱のフラメンコ(共演:ぺぺ島田、ぺぺ飯野)』でCDをリリース。 他には、制作にあたり臨時につくったグループ“レジェンダ”(メンバーは日野道生、原田和彦、加藤直次郎、海沼正利、三ケ田晋など)でクラウンより『ビバ.ムシカ.ハポネサ』、テイチクより『バルセロナの情熱』をリリースしています。ちなみに、これがきっかけで現在のレジェンダが誕生したわけです。 |